「HKT48」の穴井千尋が涙の卒業コンサート! 「今振り返ればすべてが宝物」

編集部
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  「HKT48」が11日、福岡サンパレスホールで「HKT48夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~」の初日を迎えて、「チームH」キャプテンの穴井千尋の卒業コンサートが行われた。

  1期生として約5年間にわたって「HKT48」を引っ張ってきた穴井。
  会場ロビーでは、恒例となっているHKT48展が実施され、全メンバー44人のペナントや写真撮影ブースが登場したが、この日が卒業コンサートとなる穴井のメモリアル展も用意された。

  ユニット曲では、『心の端のソファー』や『君と僕の関係』など、穴井が苦楽をともにしてきた1期生の松岡菜摘や本村碧唯、そして兒玉遥と歌うユニット曲がパフォーマンスされたほか、会場を「ちーちゃん」コールが包む中で、穴井が『私は私』をソロで披露する場面もあった。

  穴井は、「今、すごく寂しいですけど、すごく幸せです。5年間辛いことも楽しいこともたくさんあったけど、今振り返ればすべてが宝物です」とあいさつ。

  続けて、「今日、こうして大好きなメンバーたちに囲まれながら大好きなファンのみなさんに見守られながら、こんなステキなステージでラストを迎えることができて、すごくうれしいです」とし、「ファンのみなさんはいつも全力で応援してくれて、いつも支えてくれました。そんなみなさんがいたから、今の私がいること…、本当に感謝しています。私のことを見つけてくれて本当にありがとうございます」と目に涙を浮かべた。

  そのうえで、「これから不安なこともたくさんあるかもしれませんが、この5年間を思い出せば、どんなつらいことでも乗り越えられると信じています。これからは、みんなとは違う夢に向かって、違う道を進んでいくけれど、変わらず大きな夢を持って、また少しずつ前に進んでいきたいと思います。これからも『HKT48』の応援をして頂けるとうれしいです。よろしくお願いします」と話した。

  ステージの最後は人気シングル曲の『12秒』で終わると思いきや、「私たちから大好きなちーちゃんに向けて歌います」と、他のメンバーたちが穴井へ向けて『今 君を想う』を熱唱し、観客も大合唱する中でステージの幕は下りた。

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  また、この日のコンサートでは開演前に会場内のスクリーンに「残留か、離脱か」を問う街頭インタビュー映像が放映され、客席は大賑わいに。
  オープニングで、“残留”と“離脱”が大きく左右に掲げられたステージに現れた指原莉乃は、「残留、離脱、どちらにしても若いメンバーや若いファンの方が夢や希望を抱けるような選択をしてほしい。みなさん、『HKT48』の未来を決める勇気はありますか?」と訴えた。

  さらに、赤色の衣装を着た兒玉率いる“離脱派”メンバーと青色の衣装を着た宮脇咲良率いる“残留派”のメンバーがステージの左右に分かれて登場し、1曲目は「欅坂46」の『サイレントマジョリティー』で幕開けして、意表を突くオープニングに会場からはどよめきが起こった。

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  ライブ中盤には、今回のツアーテーマでもある“離脱”と“残留”の投票が行われ、指原は「ここから先のセットリスト、2パターンあります。離脱派パターンと残留派パターン、みなさんの力でセットリストを変えられるコンサートです!」と説明。

  その後、離脱派と残留派のメンバー双方が最後の“演説”を行った。 そして、入場時に配布された赤(=離脱)と青(=残留)のうちわを観客が掲げる形で投票が行われ、“離脱=HKT48のみの楽曲”、“残留=姉妹グループの楽曲”を披露することが発表された。

  今回の投票では、“離脱”が圧倒的な支持を集めて、『メロンジュース』や『桜、みんなで食べた』など「HKT48」のみの楽曲で構成されたセットリストとなった。

  なお、アンコールでは、「チームH」のキャプテンの後任発表もあり、現在、副キャプテンを務める松岡が新キャプテンに任命された。

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