「乃木坂46」の“聖母”こと深川麻衣が地元の静岡で感動の卒業!
編集部
会場には各日8000人、2日間で計1万6000人が集まった。 最後のステージとなる16日の公演は、深川がセンターを務めた最新シングル『ハルジオンが咲く頃』で幕開け。 はち切れんばかりの笑顔を観客に振りまく深川をはじめとするメンバーたちは、『太陽ノック』や『夏のFree&Easy』、『ガールズルール』といった初夏を彩るアップナンバーを披露。
「乃木坂46」が飛躍したターニングポイントとも言える楽曲を次々にパフォーマンスして会場を盛り上げた。 ライブ中盤には、『僕がいる場所』や『何もできずにそばにいる』、『失いたくないから』、『Tender Days』、『羽根の記憶』、『人間という楽器』といった隠れた名曲の歴史をメドレー形式でパフォーマンス。
深川自身を描写するかのような演出でグループの世界観を表現した。 また、スクリーンに映し出される映像も深川が描いたキャラクター“もちうさ”に本人が声優としてアテレコしていたり、“MaiTube”と題して、深川自身の携帯動画ファイルに保存されている他メンバーの秘蔵映像が公開されなどこの日だけのスペシャルなものに。
ファンを大事にする深川ならではの優しさが詰まった時間が流れた。 アンコールでは、深川からメンバー、スタッフ、そしてファンへ感謝の手紙が読まれた。 涙をこらえながら一言一言に自らの気持ちを乗せて、丁寧に伝えようとする姿は、これまでの深川の「乃木坂46」での役割をまっとうする姿勢が垣間見えた。
その後、深川はメンバー一人ひとりと言葉を交わし、しっかり抱き合い別れを惜しんだ。
メンバーを代表して贈られた橋本奈々未からの手紙には、「“まいまい”の優しさは強さや信念」 と綴られていた。 そして、さらなるサプライズとしてコンサートでは深川の母からの手紙も読み上げられ、突然の出来事に驚きを隠せない様子の深川だったが、娘への愛情にあふれたメッセージは本人だけでなく会場の感動を呼んだ。