Acid Black Cherryのあのアルバムが広瀬アリス主演で今秋に映画化!
編集部
2月には「CD ショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、20 万枚以上のセールスを記録し、昨秋にはアルバムの物語部分が大手出版社KADOKAWAより書籍化されるなど話題を集めた。 そんな「L-エル-」の哀しくも美しいファンタジックな世界観を女優・広瀬アリス、監督・下山天氏、東宝の配給で最新映像技術を駆使して映画化。
すでに撮影は5 月下旬にクランクアップしており、今秋に公開されるという。 エル役の広瀬はあどけない15 歳の少女時代から老婆姿まで、悲哀と波乱に満ちた女の人生を演じている。 yasu は、「『L-エル-』のことを気に入ってくれた東宝のプロデューサーさんが、『ぜひ、このコンセプトアルバムを映画にしたいんです』と声を掛けてくださいました。そして、昨年の全国ツアーにも何度も足を運んでくださり、そのたび、『L-エル-』の映画化に対する熱い想いも聞かせてくださいました」と映画化の経緯を報告。 そのうえで、「難産だった『L-エル-』という作品がこんなふうに誰かの心に届き、新しいプロジェクトが動き出していくのを見ると、『L-エル-』もいつのまにか立派に巣立っていったんだな、と感じます。『L-エル-』の産みの親は確かにAcid Black Cherryですが、僕、そしてABCスタッフの手元を離れて、東宝さんや監督の下山さん、主演の広瀬アリスさんの元で今度はどんなふうに育っていくのか、僕も今から楽しみにしています」とコメントしている。 広瀬は「Acid Black Cherryさんの音楽は兄が大好きで、よく話を聞いていました。アルバム『L-エル-』を聴いてみて、世の中にはたくさん良い音楽があるのだと感じました。そんな中、偶然にも映画のお話を頂き、一番喜んでくれたのも兄でした」。 続けて、「原作はファンタジー要素が多いお話なので、どうなるのかなと思い撮影を楽しみにしていました。いざ撮影に入るとオールセットで360度グリーンバックの中で撮影をしたりしたので、完成を見ないと自分もどう出来上がるのか分からないので、今からすごく楽しみです。衣装やメイク、すべてが今の時代ではないので、とても独特な世界観になっていて、しっかりと“エル”という女の子の人生を一緒に歩めました。彼女のジェットコースターのような壮絶な人生と、物語の世界観を存分に楽しめる作品だと思います」と話している。 ©2016映画「L-エル-」製作委員会