テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌
【連載9】テレビ業界もインバウンド旋風真っ只中!! 日本男児がモデル顔負けのウクライナ美女をゲットできた理由とは?
編集部
景気が今ひとつパッとしない日本にとって、外国人観光客による“経済効果”は非常にありがたいことだと思う。 テレビ業界もご多分に漏れず、ここ数年はその風が吹いている。
密着系、バラエティー系、ミュージック系、情報系など、外国人が出演する番組が連日のようにテレビで流れているでしょ? だから必然的に、アタシたちもカレら、カノジョらと接する機会が多くなっているというわけ。 番組オーディションにやって来た、20代前半のウクライナ出身の女性、これがとてつもない美人なのよ。
透き通るような白い肌、彫りの深い顔立ち、吸い込まれそうな瞳、そして黄金に輝く美しい金髪…、本当にまぶし過ぎる! 女のアタシが見ても、“絶世の美女”と思うくらいだから、ディレクター、プロデューサーの“オヤジコンビ”が鼻の下を長~く伸ばしているのは言うまでもないわ。
男って、ホント分かりやすい生き物よね(笑) そんな“女神さま”は、訪日してまだ日が浅いらしく、カタコトの日本語しかしゃべれないみたい。
こっちも仕事だから色々と質問をするんだけど、全然意図が伝わらないの…。 仕方がないから、事務所のマネージャーさんに話を聞こうとしたんだけど、姿が見当たらない。
ADに聞いたら、肝心のマネージャーは遅刻しているインド人を迎えに行ってしまったんだって。
本当に困ったもんよね(笑) すると、この女神さま、オーディション中に突然スマホで電話をかけ始めたのよ。 まあ、外国人タレントさんはマイペースな人が多いから、今となってはそんなに驚かないけど。 ウクライナ語? ロシア語?
何だか聞いたことがあるような、ないような発音で、少ししゃべったかと思うと、アタシにスマホを渡してきたの。
咄嗟(とっさ)のことでビックリしたけど、仕方がないから電話に出たわよ。 どうやって会話をしたものか緊張していたら、なんてことはない。
電話の相手は日本人の男性で、思わず拍子抜けしちゃったわよ。 話を聞いてみると、この男性はカノジョのダンナさま。
つまり〝女神さま“は、既婚者だったというわけね。
なんでも、海外赴任で2年ほどウクライナにいた時に知り合って結婚し、日本で一緒に暮らすことになったんだって。
でも、ダンナさまは出張で今ウクライナにいるから、一人残してきた奥さんのことが心配でたまらないみたいなの。
「何かあったらすぐに連絡するように」と言い含めておいたらしく、それでカノジョは電話をかけたみたい。
せっかくだから、異国の地で美女をどうやって口説いたのか、ダンナさまに聞いてみたの。