巨人強いも「世間関心薄すぎ」ポストシーズンテレビ中継にも影響か

編集部

 プロ野球読売ジャイアンツが7月にはいって無双状態となり優勝マジックが点灯しようとしている。7月16日にはヤクルトスワローズに激勝して5連勝。両リーグ最速の50勝目となった。

 優勝に向けてひた走っているが、メディア関係者は盛り上がりを欠く環境に心配の声を寄せている。

「勝っても勝っても世論の関心がまったく集まらずキー局のスタッフも首をひねっています。通常ジャイアンツが優勝するような状況であれば、ファンの関心も日に日に高くなっていくものなのですがその逆をいっています。勝つほど野球ファンは興味を失ってます。そもそも指揮官が3度目の原辰徳監督ということで新鮮味を欠いています。

 同時に一昔前のようにテレビはジャイアンツの中継しかやっていないといったような環境ではなくなり、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、福岡ソフトバンクホークスのような地方球団が台頭したことで相対的にジャイアンツのファン離れが進んだことも要因でしょう。また東京のような都市部では野球以外のコンテンツが充実していることから、野球を見る時間が大きく減少しています」(スポーツ紙デスク)。

 ポストシーズンのテレビ中継にも影響が出そうだという。

「これまでクライマックスシリーズや日本シリーズはナイターでの開催を基本にしてきましたがゴールデンタイムに中継しても他番組に比べて数字が取れない、試合が長時間で深夜にもおよび時間が読めない、うま味がないということで日本テレビ、電通といったキー局、広告代理店はデーゲームで開催したいようです。特に都市部では野球中継の低視聴率の傾向が顕著でテレビ局員は頭を悩ませています」(同)。

 令和の時代となり野球を取り巻く状況は激変しているようだ。

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