「AKB48」の「チーム8」が沖縄で結成2周年記念イベント! 「チーム8がAKB48の中で一番のチームとみなさんに言って頂けるように…」
編集部
両日とも、コンサートの前には“お祭り”としてファン参加型のイベントも開催された。
香川県代表メンバーの行天優莉奈による「びっくり行天! 危機一髪」や兵庫県代表メンバーの山田菜々美による「ぴったり菜々ちゃん (※ストップウォッチで7秒台を出すゲーム)」など趣向を凝らしたブース企画のほか、ステージ上でも沖縄代表メンバーの宮里莉羅が弾く三味線に載せてメンバーがカラオケを披露するなど、メンバーとファンが一緒になって「チーム8」の2周年を喜び合った。
コンサートは、2周年記念にふさわしく、初日は「2年目最後の夜」、2日目は「ハイサイ! 3年目!」と題して行われ、オープニングではメンバーも太鼓打ちに挑戦し、沖縄の伝統芸能“エイサー”を披露。「めんそーれ!」のあいさつで幕を開けた。
沖縄の空の下で披露されたのは、「HKT48」のシングル曲の『桜、みんなで食べた』や「AKB48」のシングル曲の『10年桜』などの今の季節に合わせた楽曲、海を間近に臨む会場ということで「SKE48」の『パレオはエメラルド』、「AKB48」の『Everyday、カチューシャ』、『ポニーテールとシュシュ』などのサマーシングルの数々。さらに、『制服の羽根』や『汚れている真実』、『あまのじゃくバッタ』など「チーム8」の楽曲のほか、沖縄の守り神・シーサーと共演した『恋するフォーチュンクッキー～恋する充電プリウス2～』、メンバーが演奏するギターやキーボードを交えての『365日の紙飛行機』など、多彩なセットリストで会場を盛り上げた。
3年目初日となる、コンサート2日目も“エイサー”からスタート。 「はいたい ぐすーよ ちゅーがなびら!(やあ みなさん こんにちは!)」と、地元出身の宮里による方言でのあいさつも飛び出した。
また、同日に15歳の誕生日を迎えた山口県代表メンバーの下尾みうの生誕祭も行われ、下尾は“強い心を持って頑張る”という意味の「確乎不抜」を座右の銘とし、15歳の1年間を過ごしていくことを約束した。
コンサート中盤には高知県代表メンバーの廣瀬なつきが、「『チーム8』は今日3年目を迎え、『AKB48』は11年目に入りました。先輩たちが作ってくれた輝かしい道を、これからも一緒に走り続けて、『チーム8』が『AKB48』の中で一番のチームとみなさんに言って頂けるように、もっともっと頑張ります!」と宣言。開催地代表メンバーということで、宮里にはサプライズで母親からの手紙が、熊本県代表メンバーの倉野尾成美より読み上げられ、宮里はずっと目頭を押さえながら手紙の内容に聞き入っていた。 コンサート終盤には「チーム8」の全国ツアーが、6月25日に千葉・市川市民文化会館で開催されることも発表され、千葉県代表メンバーの吉川七瀬が、「みなさん、ぜひ来て下さい!」とうれし涙を見せながら呼び掛けた。 今回のコンサートでは愛知県代表メンバーの藤村菜月、三重県代表メンバーの山本亜依、長崎県代表メンバーの岩崎萌花が卒業を発表。
2年間をともに過ごしてきた仲間からの突然の卒業発表に泣き崩れるメンバーの姿もあったが、これからの夢を語る3人を前に、最後の瞬間まで仲間として頑張ることを誓い合った。
藤村と岩崎は同日をもってグループを卒業、山本については東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演が開催される予定。