有村架純、話題の映画の役作りは「うっとおしく見えないように心掛けました」

編集部
僕だけがいない街

  俳優・藤原竜也、女優・有村架純らが19日、都内で映画「僕だけがいない街」の初日舞台あいさつを行った。

  同映画は、三部けい氏原作の話題の同タイトルのミステリー漫画を実写映画化したもの。
  自身に降りかかる事件を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。
  大切な人を守るため事件に巻き込まれていく藤沼悟を藤原が、過去の事件から心を閉ざした悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨を有村架純がそれぞれ演じている。

  公開初日を迎えたこの日の舞台あいさつには、藤原、有村のほか、及川光博、鈴木梨央、中川翼、石田ゆり子、平川雄一朗監督が登場。
  藤原は、「ようやく初日を迎えられ、こんなに大勢の方に集まって頂いて感謝しています。雨はやみましたか? 緊張と不安もありますが、これから観て頂いて、どんな反応を頂けるか楽しみでもあります。楽しんでください」。
  有村は、「今日は天気がどうなるかと思ったけど、雨もやんだようで良かったです。去年の夏にみんなで一生懸命に作った作品ですので、よろしくお願いします」とアピールした。

  共演陣の発言により、“雨男”疑惑が浮上した藤原は、MCから映画の撮影現場がどうだったのかを聞かれると、「そういえば雨で3日くらい撮影ができない時があって。『自宅で待機なんてラクだな』なんて思っていたら、後半になるにつれてスケジュールが厳しくなっていって。石田さんとのシーンなんて、普通は撮影が中止になるような台風が直撃した日にやりましたよ」と苦笑い。
  役作りについては、「悟の役は大変ではあったけど、良い意味で楽しくやらせてもらいました。子ども時代の二人の方が大変だったと思います」と子役への気遣いも見せた。

  一方の有村は、自身が演じた愛梨に関して「すごく難しくて、監督と話し合いながら創り上げていきました。人の心に入り込むことができる役柄で、悟への好奇心で近づいていくのが、うっとおしく見えないように心掛けました」と語った。

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  また、本作において謎解きが重要な要素の一つとなっていることから、藤原と有村にマル秘裏話を聞くと、有村が、「先日取材の際に藤原さんに私の似顔絵を描いて頂いたんですけど、すごく独特で…」。
  これに対して藤原は「漫画家志望の役なので…」と応えると、その場で映画のポスターを直筆で描くことに。
  そして、完成したポスターが披露されると、あまりの独特さに場内のリアクションも微妙で、共演の及川からは「ダメだと思うよ」とバッサリと切り捨てられていた。

  最後に藤原は、「みんなで大変な思いをしながら創り上げた作品がようやく公開となりました。原作が大人気ということで、監督にも大きなプレッシャーがかかったと思いますが、ご覧頂いて気に入っていただけなかったら監督に言ってください」とジョークを交えつつ、「一人でも多くの方にご覧頂きたい作品になっていますので、みなさんの声援を力に変えていければと思いますので、気に入って頂けたら応援よろしくお願いします!」と呼び掛けた。

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