【連載9】多忙で睡眠時間の少ない人気女優やモデルの美貌の背景にあの療法アリ!?
編集部
その背景には、やはりプライベートでリラックス、リフレッシュできる時間を大切にしていることがあるでしょう。 そんな女優さんやモデルさんたちの中には「好きな香りで癒される」といった「アロマテラピー」を取り入れている方もたくさんいらっしゃいます。
今年にDAIGOさんと結婚した北川景子さんは、過去のインタビューなどでリラックスしたい時には「ラベンダー」、集中力を高めたい時には「ローズマリー」、イライラした時には「イランイラン」と、香りを使い分けてリフレッシュやリラックスしていることを明かしています。 辺見えみりさんは、「ネロリ」の香りがお気に入りでメイクポーチなどにいつも携帯しているとか。
「ネロリ」には憂鬱な気分を抑えて、細胞が正常な機能を取り戻そうとする働きを助けてくれるなどの効果があります。 また、ジェニファー・ロペスさんは、「グレープフルーツ」のアロマオイルで交感神経を活性化し、中性脂肪を燃焼させる、“グレープフルーツオイルダイエット”をしていたそうです。 「アロマテラピー」とは、植物の香りや成分を利用して、幸福感を味わったり、健康維持に役立てたりする療法です。
「アロマテラピー」に使われる「エッセンシャルオイル(=精油)」は300種類以上が存在し、原則としては純度100%のものを指します。
ただし、精油の原液は直接肌につけることはできません。
マッサージなどでは、基本的に「エッセンシャルオイル」を「キャリアオイル」で薄めているものを使います。
これがいわゆる「アロマオイル」と呼ばれているものです。 「キャリアオイル」には、「スイートアーモンド(※粘性が強く、とろりとした感じ)」や「グレープシード(※サラサラとすっきりとした感じ)」、「ホホバ(※長期間品質が安定していて、保湿効果が高い)」などがあり、自分好みの「エッセンシャルオイル」と「キャリアオイル」を組み合わせることで、オリジナルの「アロマオイル」が作れます。 効能を考え過ぎるよりも、直感で好きな香りを選ぶこともポイントです。
その時に自分が欲している香りが自分に必要なもの、心と身体のバロメーターにもなります。
簡単に香りが楽しめる電気式のアロマポットなども売られているので、 部屋を好きな香りで満たしたり、マッサージなどでリラックスしたり、お気に入りの香りで“自分時間”を楽しんでみてはいかがでしょうか。 (薬剤師&美容ライター・かずちん)