羽生結弦がケガに耐え圧巻のV!オリンピックを彷彿とさせる復活劇に視聴率も爆上がり!

編集部

 

 これほどまでにドラマチックな結末が似合う男はいないだろう。

 17日にフィギュアスケートGPシリーズ第5戦・ロシア杯最終日が開催され、日本のエース・羽生結弦が合計278・42点をマークして優勝。テレビ朝日で放送されたフィギュアスケート「GPシリーズ第5戦・ロシア杯最終日 男子フリー」(後7・18〜同9・24)の平均視聴率が16・22(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、そして羽生が演技を終えて世界最高得点が出た場面は22・8%をマークするなど、大会成績・視聴率ともに「羽生ここにあり」という圧巻の結果となった。

 ここまで世間の注目を集めるに至ったわけ。2月に開催された平昌オリンピックを制した絶対王者であれば当然の結果のようにも思えるが、なんと羽生は公式練習中に右足首を負傷。痛みに顔を歪める羽生の姿をニュースで目の当たりにして、「これは欠場だろう」と思った人も少なくない。ただ、そこは羽生結弦だ。松葉杖を必要とする重篤な状態ながらも、痛みをおして強行出場を果たし、ケガを感じさせぬ華麗かつ鬼気迫る演技を披露。ジャンプをミスするシーンもあったが、そつなく点数を稼ぎ世界最高得点をマークしてしまうから驚きだ。

 ただ、今後は心配でもある。羽生の痛めた右足首は腓骨筋腱損傷など複数箇所を痛めている疑いが。これにより、来月カナダで開かれるグランプリファイナルと全日本選手権の出場の見通しがつかなくなった状況だが、羽生は「ファイナル出場に向け全力で治療する」と出場を目指し意気込んでいる。

 羽生が平昌オリンピックを制した時も、直近の大会練習中に右足首をけがして、その後の大会を欠場。ぶっつけ本番とも言える状態で本番にのぞみ2大会連続の金メダルを獲得したことは記憶に新しい。逆境すら成長の糧にし、人々の感動を生み出してきたのが羽生である。来年、ケガをはねのけフィギュア界の頂上に君臨する「羽生劇場」が幕を開けるだろう。

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