『下町ロケット』の次はラグビーがテーマ? 池井戸作品“不敗神話“は来年で終了?

編集部

 阿部寛が主演を務める日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)が10月14日にスタートし、初回平均視聴率は13.9%だったことがわかった。

 15年に放送された前作は初回視聴率16.1%、そして最終回では22.3%まで数字を伸ばしていただけに、今回はそれを下回る出足となってしまったようだ。

「けっして悪い数字ではないものの、局内では前回並みの16%は行くだろうと予想されていたため、肩透かしの結果となりました。視聴者の中には17年に同枠で放送された『陸王』と出演者がかぶっていることで、登場人物の関連性がわからなくなって、物語についていけなかった人も多かったようですね」(テレビ誌ライター)

 ともあれ、原作・池井戸潤×日曜劇場は今やドラマ界でもっとも手堅くヒットが望めるコンテンツなだけに、「ワンパターン」「飽きてきた」と言われようと、制作側がもすがりたくなるのも無理はないだろう。

 そんななか、10月16日発売の『FLASH』では、すでに来年7月スタートの日曜劇場にて池井戸作品が内定しているという。

「記事によると、ラグビーをテーマにしたドラマに内定しているといいます。監督は、これまで日曜劇場での池井戸作品を全て手掛けてきた福澤克雄氏。彼は学生時代、ラグビー部に所属しており、U-23日本代表に選ばれるほどの実力者で、ラグビーを題材にしたドラマは悲願だったとのこと。来年9月にラグビーW杯が開催され、試合は日本テレビが中継するものの、ラグビーブームが起きることを見越して制作に踏み切ったのでしょう」(週刊誌記者)

 しかし、13年に放送された『半沢直樹』以来、日曜劇場には中年男性視聴者が定着。そのため、ラグビードラマが受け入れられるかは未知数だという。

「『陸王』は陸上シーンもありましたが、基本は企業ドラマだった。それに対して、野球シーンが中心だった14年の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、平均視聴率が14.5%と乗り切れないまま終了。それでも企業パートもあったため、まだなんとか踏みとどまっていた。もし、次作がラグビーを前面に押したドラマとなれば、日曜劇場の枠ではウケない可能性もありそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 池井戸氏の不敗神話が崩壊しなければいいが。

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