北川昌弘の「美女&美少女的ドラマ独偏批評」その21

ドラマの“質”は脚本家で決まるのか、あるいは演出家、プロデューサーで決まるのか? 確かにそれもあるだろう。だが、作品に彩りを添えるのは女性キャストだ! 稀代の美女&美少女ウォッチャー・北川昌弘が送る、女性キャストから見るドラマ評――。

 今回はアイドルユニットなみに“恋愛禁止”問題。大会に優勝するためにチアダンスに集中するためではあるが、委員長(佐久間由衣)に彼氏出現? そして穂香(箭内夢菜)に彼氏がいないことが発覚。そして妙子(大世も加恋)が家の事情で離脱? そしてメガネを……。

 お話は2018年秋から一気に2019年春に。4月5日の北信越チャレンジカップまであと22日からスタート。Rockets20人を藤谷あおい(新木優子)が指導している。太郎先生(オダギリジョー)は交通事故のリハビリが続いている。

 北信越チャレンジカップにはJETSが出場しないということで、優勝が明確な目標となり、顧問代理の教頭(木下ほうか)からは、

「ここで優勝できないようでは、全米制覇など夢のまた夢ですよ」
「24時間のうち、寝ているときと学業以外の時間はすべげチアダンスに」

 そこへ稲森望(堀田真由)の彼氏(誰?)が顔を見せ、JETSにもそういうルールがあるということで、教頭から「今後、恋愛は厳禁」と言い渡される。

 その後、すぐに稲森望は彼氏とルンルンで駅前のカフェへ? 橘穂香(箭内夢菜)に彼氏がいないことはわかったが、逆にカンナ(足立佳奈)をはじめ、元チアリーダー部組はほぼ彼氏がいる模様。

 委員長=桜沢麻子(佐久間由衣)は、「私はそういうの興味ないんや。時間の無駄や」ときっぱり。帰り道、汐里(石井杏奈)は野球部の春馬を見つけて、大声をかける始末。そこへ、突然、委員長に後輩男子からラブレターが渡されて……。

汐里「委員長が告られた!」

 一方、エノキ食堂の榎木妙子(大友花恋)の父親が軽いギックリ腰になったとの連絡が。それで、わかばと汐里と春馬の問題は? 家でわかばとあおいのやりとりでも、

あおい「わかばは逃げてるだけでない? 自分の気持ち、認めて、関係が変わってしまうのが怖いやろ」
わかば「なんの話?」
あおい「春(清水尋也)。このままじゃ、本当に汐里に取られるよ」
わかば「わたしは別に。ただの幼馴染やし」

 そして、妙子は、放課後は店の手伝いをしなければならなくなる。

 一方、校長先生(阿川佐和子)は、

「待っているだけじゃだめってことよ」
「恋って、するなと言われて止められるものでもないし、しろと言われて、できるものでもないのよ」

 委員長にラブレターを渡したのは、有紀(八木莉可子)の美術部の後輩の水嶋弘樹(遠藤健慎)と判明。応援の横断幕のイラストを描いてくれた。春馬(清水尋也)も野球部で懸命に頑張っている。

汐里「春馬の気持ちがわかる。私も前の学校で自分のせいでJETSに負けて陰口たたかれたこともあったし。それでも頑張んなきゃって必死なんだよ。そういう時、慰められる方が、違うかなって思う。わかば。春のこと好き?」
わかば「えっ、何言っ…」
汐里「最初は、なんとなく気になっていただけだったけど。たぶん、私達、どっか、似た者同士なんだと思う。わかばと春が過ごしてきた時間には勝てない。でも、私、きっと、春のことが一番わかってあげられる人になれると思う。ていうか、なりたい!」
わかば「わたしは、春のことは好きや。けど、汐里みたいのとは違う……と思う」
汐里「そっか、わかった」

 修羅場にはならない?

 妙子は全体練習になかなか参加できず、足を引っ張り気味。委員長も若干上の空なときが……。みんな、絶対勝たなきゃいけないと頑張る中、ついに、妙子が、食堂の手伝いを理由に「大会には出ない」と身を引く。委員長も現状ではもう連絡できいたいと水嶋弘樹に直接、交際を断る。

 だが、ずっといっしょに頑張ってきた妙子がいないことにわかばは納得できない。太郎先生のところに相談しに行って、活路を見いだす。

 ということで、みんなでローテンションで妙子の店を手伝い、妙子の練習時間を確保することに。チアダンス部の大会と野球部の公式戦が同じ日ということで、わかばは春馬にお守りを渡し……。

 大会当日。椿山春馬も公式試合でリリーフ登板。JETSのメンバーも試合を見に来た。有紀と水嶋がRockets応援の横断幕を貼りにくる。

 委員長と水嶋。

委員長「来てくれてありがとう」
水嶋「オレ、応援するくらいしができないですから」
委員長「私は、あまり器用な人間じゃないんや。恋も、勉強も、部活もって、いっぺんには無理や。だけど、楽しかった」
水嶋「待ってます。大会が終わって、受験が終わるまで、待ってます。ダメですか?」
委員長「ありがとう」

 そして本番。妙子がメガネを外して、気合のコンタクトに。番組スタート時からRocketsの代表カットではメガネをかけていないし、ダンスにメガネは邪魔だとは思うが、ほぼ、伏線なしの結構唐突なメガネ外し。チアダンスに本気になったという意味かもしれないが、だとすると、今までは本気じゃなかったのか?

 番組では、他のチームのパフォーマンスがほとんどなかったので、現状のRocketsがどんだけ凄いのかもよくわからない。見ている限り、そんなに凄いとも思わなかったが無事優勝。春馬も試合には勝ったみたい。

 とりあえずは、今回はハッピーなエンディングでした。

 JETSの花房月子(小倉優香)

「ウチラも気合いれんと。全米は譲らんぜの」

 もう次は全米で優勝? あるいは全米に出場? 今日のパフォーマンスを見て、ライバルはRocketsと確信したということ? その前に、福井県予選とか、日本国内の大会とかはないのだろうか? どうすれば、全米で出れるのかの基本的な情報もよくわからないけど、まっいいか。

 そして次号予告。

 桐生汐里(石井杏奈)の東京時代の暴行事件発覚? さらに父親(津田寛治)がアメリカに行くことになり、アメリカへ? チアダンス部を辞める?

□福井西高校チアダンス部Rockets
土屋太鳳:藤谷わかば役 福井西高校3年
◯土屋太鳳(1995年2月3日生 ソニー・ミュージックアーティスツ所属)

石井杏奈:桐生汐里役 福井西高校3年(東京からの転校生)
◯石井杏奈(1998年7月11日生 LDH所属 E-girlsパフォーマー)

朝比奈彩:栗原渚役 福井西高校3年 陸上部兼任
◯朝比奈彩(1993年10月6日生 生島企画室所属)

大友花恋:榎木妙子役 福井西高校3年 中華料理店“エノキ食堂”の娘
いまのところメガネ着用
◯大友花恋(1999年10月9日生 研音所属)

箭内夢菜:橘穂香役 福井西高校3年 橘建設の社長令嬢でバレエ経験者
◯箭内夢菜(2000年6月21日生 アービング所属)

志田彩良:蓮実琴役 福井西高校3年 日舞の家元の娘
◯志田彩良(1999年7月28日生 テンカラット所属)

山本舞香:柴田茉希役 福井西高校3年 不登校状態だったが
◯山本舞香(1997年10月13日生 インセント所属)

佐久間由衣:桜沢麻子役 福井西高校3年 教頭(木下ほうか)の娘
◯佐久間由衣(1995年3月10日生 プラチナムプロダクション所属)

□福井西高校チアダンス部2年
伊原六花:麻生芙美役 チアダンス部に入ることに
◯伊原六花(1999年6月2日生 フォスター所属 元登美丘高等学校ダンス部)

足立佳奈:梶山カンナ役 麻生芙美とともにチアダンス部に入ることに。
◯足立佳奈(1999年10月14日生 ソニー・ミュージックアーティスツ所属 シンガーソングライター 『高校講座 国語表現』MC)

□チアリーダー部からチアダンス部に加入したメンバー
□福井西高校3年
堀田真由:稲森望役 元チアリーダー部部長
◯堀田真由(1998年4月2日生 アミューズ所属)

福地桃子:芦田さくら役 元チアリーダー部のナンバー2的存在。
◯福地桃子(1997年10月26日生 レプロエンタテインメント所属 哀川翔の娘)

溝口恵:菅沼香役 3年 茶髪のお団子頭
◯溝口恵(1994年7月8日生 イトーカンパニー所属)

坂ノ上茜:樫村恵里 3年 ポニーテール。
◯坂ノ上茜(1995年12月5日生 アミューズ所属)

石崎なつみ:三枝美菜役 3年 短髪
◯石崎なつみ(1993年7月11日生 テアトル・ド・ポッシュ所属)

□福井西高校2年
佐生雪:武藤夕実役
◯佐生雪(1997年4月12日生 ソニー・ミュージックアーティスツ所属)

守屋ことり:大竹真子役
◯守屋ことり(1998年12月09日生 マツ・カンパニー所属)

役名不明
◯伊藤有沙(1996年2月10日生)

成瀬亜未:成田愛海役役
◯成瀬亜未(1999年4月17日生 元福井商業高校JETSメンバー)

宮口依里栞:三谷絵里加役
◯宮口依里栞(1996年8月24日生)

八木莉可子:柳沢有紀役 福井西高校2年B組 わかばの隣の席の親友でイラストが得意。
事実上、音響及び衣装担当のチアダンス部サポートメンバー。
◯八木莉可子(2001年7月7日生 エイジアクロス所属)

新木優子:藤谷あおば役 わかばの姉。元JETSのセンター。
あえてチアダンスの指導者を目指して、東京へ行ったが、Rocketsのコーチに就任。
◯新木優子(1993年12月15日生 スターダストプロモーション所属)

松本若菜:漆戸今日子役 漆戸太郎(オダギリジョー)の妻 福井県立大学准教授
◯松本若菜(1984年2月21日生 トリプルエー所属)

□福井中央高校のチアダンス部「JETS」
小倉優香:花房月子役 圧倒的なダンスパフォーマンスとリーダーシップを持っている現役センター。
◯小倉優香(1998年9月5日生 エイジアプロモーション所属)

北川昌弘(きたがわ・まさひろ)
1957年、北海道生まれ。成蹊大学卒業。美女&美少女ウォッチャー。執筆活動やメディアへ出演する一方、各地の芸能イベントでの取材活動を行い、アイドルランキング『T.P.ランキング』の資料収集に従事。1991年〜1992年オーディション番組『ゴールド・ラッシュ!』(フジ)の審査員。1996年〜『ザテレビジョン』ドラマアカデミー賞審査員。

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