大阪桐蔭高校の圧倒的な優勝で幕を閉じた第100回全国高校野球選手権大会。決勝戦では「ミラクル」で旋風を巻き起こした秋田・金足農業高校を粉砕し、史上初、2度目の春夏連覇を達成した。
まさに「平成最強」の異名にふさわしい強さを示した大阪桐蔭だが、メディアや世間の注目は、ドラマチックな展開で勝ち進んだ金足農業が独り占め。決勝後も、勝った大阪桐蔭より注目を集めてしまっている状況だ。インパクトや「公立高校」など、応援される要素が多々あったのは間違いない。
とはいえ勝者は勝者。大阪桐蔭を称えて然るべきだが……何も考えず「本音」を語る人もいたようで……。
「22日の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、テレビ朝日報道局コメンテーター室解説委員である玉川徹氏が『1回春夏連覇してるんだから、もういいでしょう』と、高校野球の特集の際に語って物議を醸しています。『そんな言い方あるか』『毎年高校生違うんだからさ……』『こういう時だけ実力主義を消すとか』など、玉川氏を批判する声が殺到。
東北の悲願はなりませんでしたが、トーナメントである以上実力がすべて……それに選手たちの立場そのものは平等ですからね。完全なる失言といえるのではないでしょうか」(記者)
もともとめちゃくちゃかつ一方的な発言が多いという声がある玉川氏。高校野球で球児ごとに「差」をつけたのは、やはりいただけない。