元フジテレビアナ・長谷川豊氏、女子アナを例に出した東京医科大受験の独自視点に賛否の声

編集部

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏の発言が、ネット上で大バッシングを浴びている。

 8月6日に更新されたツイッターでは、現在騒動になっている東京医科大学の女子受験生への減点問題について言及。前日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で医師でタレントの西川史子が「当たり前のこと」と発言したことに触れ、「ひどい男女差別だなーとか思ったけど、確かに現場の方に言わせればそういう意見もあるよなぁ…。現実的にはしょうがないのかもね」と綴ったのだ。

 このツイートに抗議の声が届くと、長谷川氏は「『男性は優遇しますよ!女性は大変なので冷遇しますね』と直に書いたらどうなります?想像出来ますよね?」と反論。さらに、「西川先生のお話は『現実的』ではあるなぁ…って感じました。で、その基準を公表しない病院の気持ちも現実としては分かります」と東京医科大側を擁護したのだ。

「これにネット民は逆上。『差別を容認しないでください!』『同じ受験料なのに、非公開のルールで落としたらそれは詐欺ですよ。現場の現実と試験での不正な減点は別問題です』『問題になるから黙ってやったってことはつまり詐欺ですね』といった批判の声が多く寄せられています」(芸能ライター)

 国政にも挑戦した過去のある長谷川氏だが、過去にもたびたびネット上をざわつかせている。

「最も有名なのが人工透析患者についての発言です。医療費増加への問題提起として掲載したブログだったが、『人工透析患者を殺せ』という部分のみが切り取られ、大炎上。彼はこの件で仕事を失い、その後『反省した』として選挙に出馬しましたが、発言の代償は大きく、当人が何度釈明しても、イメージを覆すことはできなかった。また、ネット番組では少子化問題について触れた際には、『女性が発情するような良い男を作らなければダメ』『30歳なのに、5年、6年付き合っている女性のことを延々ほったらかしている男、全員死刑だよ。殺せ、そんな奴ら。僕はそんな連中は生きている価値ないと思ってるんです』とまで発言したことで、『独身男性は殺せということか』と批判を浴びました」(前出・芸能ライター)

 東京医科大学の件では、テレビ局の女子アナ採用を例に出し、「『差別は良くない』ってのは理想として分かるのですが、じゃあブッサイクな女の子を落とすなって言われても無理ですよ。明確な選考基準です。『顔』。でも、そんなの書けない。騒がれるから。叩かれるから。面倒くさいけど、でも基準です。そりゃそうでしょって話」と述べ、そんなテレビ局が同大の行為を批判する資格があるのかと、問題提起し、こちらには賛同意見も目立つ。

 批判はあるものの、目の付け所と世論を恐れず切り込む姿勢は注目に値するかもしれない。

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