熱戦続く全国高校野球。今回は100回記念大会ということで出場枠も多いなど、さまざまな試みがなされているが、中でも注目は「歌」だ。
歌手の福山雅治が、NHK高校野球テーマソング「NHK」を担当。バラード調の曲でNHK高校野球公式サイトでフルバージョンを視聴できる。
普段であれば「高校野球に芸能人いらん」「合ってない」などとかく文句をいわれがちなこうした「コラボ」。ただ、今回の福山の歌に関しては案外評判がいい。最初がバラード調で、2番からは高校野球の応援歌調、なかなか凝っていて「これならファンも納得」といった趣だ。圧倒的な知名度と人気を誇る福山。しっかり「キメて」みせたということらしい。
その一方で、文字通り「芸能人いらん」といわれてしまっているのが、テレビ朝日の「嵐」だ。
「相葉雅紀がナビゲーターとして『熱闘甲子園』にも出演していますが、語ることがとにかく薄っぺらで『相葉が出る意味がない』という声が多数。せっかくならもともと野球に精通した中居正広や亀梨和也のほうが視聴者の理解も得られたでしょう。現状ただの『おかざり』になってしまっています。
ゆずが楽曲提供の『夏疾風』も、音楽解禁前から『別にいい』といった具合で、大した話題になっていません」(記者)
NHKとテレ朝で完全に明暗分かれてしまった印象だ。相葉が『熱湯甲子園』からいつの間にやら姿を消すこともあるだろうか。