9日に放送された『ハゲタカ』(テレビ朝日系)の4話が、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。
4話目にして初の視聴率1ケタを出してしまった『ハゲタカ』。今回は巨大電機メーカー買収を軸に物語が展開していくスケールの大きい話になってきているのだが、いかんせん数字のスケールがしぼんでいくようで……。
ただ、物語は「これぞハゲタカ!」というべきシリアスな展開。怪しいカリスマ経営者を演じる高嶋政伸も登場し、いよいよ本格的な「買収バトル」が始まる様子だ。綾野剛も慣れてきたのか最初の大声出しまくりの雰囲気もなくなり、やり手のファンドマネージャーっぽく見えるようになってきた。
それだけに数字が伸びないのは残念な部分ではあるが、何か理由はあるのだろうか。
「『ハゲタカ』終了後、フジテレビ系の人気作『グッド・ドクター』が放送されているんですよね。被っているわけではないですが、リアルタイム視聴者からすると『気持ちの入り方』が違う可能性もまったくないとはいえません。強烈なライバルが近くにいると、どうしても影が薄くなりますからね」(記者)
『ハゲタカ』は再び羽ばたけるのだろうか。上昇に期待である。