爆笑問題・太田光の“裏口入学疑惑報道”で、相方・田中裕二の「バケモノぶり」発揮か?

編集部

「太田さんは変な人、田中さんはバケモノ」これは、伊集院光が爆笑問題を評した言葉である。

 爆笑問題は1990年に前の所属事務所からの一方的な独立により、テレビをはじめとする業界の仕事を干されていた。そのころ、芸人が集まる草野球の現場で田中と一緒になった伊集院は、田中はさぞ悩んでいるのかと思いきや「ヒマなので毎日野球ができて楽しい」とあっけらかんとした様子で驚いたそうだ。良く言えば天然、ポジティブだがある種のバケモノなのは間違いないだろう。その姿は、7日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)でも垣間見えた。

 この日の放送では記事の内容に太田がギャグを交えながら反論していったのだが、田中のツッコミがなかなかのバケモノだった。

 太田を直撃した新潮の記者に対しては「やめちまえって、そいつらみんな、そんな仕事は。ひどい仕事だよ」と、かなり汚い言葉でののしった。さらに記事の内容についても疑問を持っているようで、太田を試験の前日くらいにホテルに缶詰にして特訓した記述に、太田がまったく記憶にないと述べると「誰か別の人と勘違いしてるんじゃないかな、本気で」「そのへんのチンピラの話をそのまま載っけてるんだろ」「これひどいわ、新潮これひどいわ」と全否定だった。

 さらに、仮に太田の父から裏口入学を請け負った人物がいたとしたならば、相当な力を持った大物だろう。少なくとも太田の父と同世代だとしても「90歳くらいの人に話を聞いたことになるよな」とも冷静なツッコミを入れていた。太田が第一志望にしていた「芸術学部が映画学科が最高峰」の記述に関しても「それは違う。俺らのころは放送(学科)がダントツ」と受験マニアでもある田中は反論。最後には「暑い夏になったな」と太田に声をかけ、きっりちオチもつけていた。

 今回の記事には太田よりもむしろ田中の方が激怒しているのだろう。これらは「バケモノ」の本領発揮といったところであり、太田にとっては強力な援軍ともなりそうだ。
(文=相川ナロウ)

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