『半分、青い。』が役者人生を左右する!?賛否両論ドラマ出演で得する人・損する人

編集部

 

 現在放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』(毎週月~土曜夜8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)が、良くも悪くもお茶の間に新風を巻き起こしている。

「半分、青い。」は、脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品で、永野芽郁演じる聴覚に障害をもつ主人公・鈴愛が何事にも前向きに取り組んで様々な障害を乗り越えていくストーリーだ。主人公の幼少期は岐阜県の自然豊かなまちを舞台に、朝ドラ特有の爽やかな恋模様が描かれ、上京後の社会人編では昼ドラを彷彿とさせる複雑な人間ドラマが展開。時に過激な演出・台詞で朝ドラの既成概念を打ち壊す(お茶の間を凍り付かせる)ストーリー展開に、SNSでも賛否が分かれている状況だ。

 役者にとって連続テレビ小説は、知名度や人気上昇も期待できるいわば“大チャンス”。しかし、否定的な声も少なくない「半分、青い。」に出演したことで、株を上げた役者はいるのだろうか。そして、ネガティブイメージがついてしまった人は……。ややおせっかいかもしれないが考察してみたい。

 まず、評価を高めた筆頭は豊川悦司だろう。鈴愛の漫画家人生を見守る人気漫画家・秋風羽織を演じ、変わり者でありながらどこか憎めない人情味あふれる役柄を演じきり、漫画家編が終わる頃には“秋風ロス”が巻き起こった。クールな二枚目のイメージが定着していただけに、豊川悦司が今後のどのような役柄を演じるのかも気になるところだ。

 一方、出演したことにより世間からネガティブな印象をもたれないか心配な役者も。まずは、永野芽郁だ。高い演技力が諸刃の剣のなり、迷ゼリフ「死んでくれ」など女の心情をぶちまける鬼気迫る演技に恐怖した視聴者が続出。清涼飲料水のCMに出演中の爽やか若手女優だけに、爽やかイメージが損なわれないことを祈りたい。

 そして、永野芽郁の上をいくイメージダウン役者は間宮祥太朗だろう。鈴愛の夫役という大役を演じるものの、優柔不断で頼りないダメンズで、妻子を捨てて映画監督を志す鬼畜ぶりにお茶の間は唖然。若者の間では知らない人がいない実力派若手だが、朝ドラのメイン視聴者である高年齢層にはほぼ無名。それだけにドラマのイメージに引っ張られ、「間宮祥太朗=鬼畜のダメ男」という目で見られる可能性も大いにある。

 賛否が飛び交うことは、注目されている証でもある。これからどんなキャラクター、そして誰が演じるのか。着実にクライマックスへと近づいている「半分、青い。」から今後も目が離せない。

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