元SMAP稲垣吾郎はなぜ地上波に出続けられるのか? 『ほんとにあった怖い話』出演から見るジャニーズへの忖度

編集部

 やはり視聴者や世間の支持こそが一番の“突破口”となりそうだ。

 元SMAPの稲垣吾郎が8月18日放送のフジテレビ夏恒例のドラマ『ほんとにあった怖い話 -夏の特別編2018-』に例年通り“ほん怖クラブリーダー”として出演することが決まった。

 稲垣は香取慎吾、草なぎ剛と共に昨年ジャニーズ事務所を退所していることから、今年は打ち切りの可能性もあっただけに、ファンも胸を撫でおろしたようだ。

 ジャニーズ退所組の中でも稲垣の活躍は特に顕著だ。香取の『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)、草なぎの『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)は番組終了したものの、稲垣の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)は継続。地上波への出演を続けている。

「7月19日発売の『週刊文春』によると、『ゴロウ・デラックス』は稲垣の朗読の評判が良く視聴率も安定しているため、代役がきかないという判断で継続が決まったといいます。また『ほん怖』も、昨夏に放送された回が11.5%の高視聴率を記録。低迷しているフジとしては手放すわけにはいかなかった」(芸能記者)

 しっかりと結果を残していることで、各局の“ジャニーズへの忖度”を封殺しているということのようだ。

「稲垣は来年公開の映画『ばるぼら』で主演を務めるほか、8月と11月にも2つの舞台出演を控えています。さらに、16年8月にがんと診断された巨匠・大林宣彦監督の映画『海辺の映画館‐キネマの玉手箱』に出演することも決まっています。大林監督は独立後も自分の軸をもって生きる稲垣に共感。『ゴロウ・デラックス』に出演した際にその場でオファーしたそうです」(前出・芸能記者)

 稲垣が引く手あまたなのも、国民的アイドルとして君臨した「実力」が視聴者や業界関係者にしっかり届いている証左だろう。

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